本説寺イベントニュース No.2

2023年度 『春季彼岸会』 その1

『 春季彼岸会 (しゅんきひがんえ) 』 2023年3月21日(火)

2023年度 春季彼岸会 が奉修されました。

太陽が真東から上がり真西に沈む日、すなわち昼と夜の長さが同じ春分と秋分の日を中日として、前後7日間に修する法要を彼岸会といいます。ですから彼岸会は春と秋の2回あります。

彼岸の本来の意義は、生きている私達自身が即身成仏して幸福な境界を切り開くことにあります。その功徳をもって先祖の追善供養をするとき、過去の精霊は私達とともに成仏するのです。

本宗において、とりわけ春秋の両彼岸会を修するのは、まずこれが積功累徳(功徳をつみかさねていくこと)という仏法の精神より起った行事であるからです。
また、この彼岸会は本宗における衆生教化の一つの方法として、世間一般化した彼岸会を、正しい御本尊のもとで奉修される行事として転換引入し、さらに御本尊への結縁を深めていくという意味から、大切な行事としておこなわれています。

『日蓮正宗公式サイト』より

2023年度 『春季彼岸会』 その2 2023年度 『春季彼岸会』 その3 2023年度 『春季彼岸会』 その4 2023年度 『春季彼岸会』 その5
2023年度 『春季彼岸会』 その6 2023年度 『春季彼岸会』 その7 2023年度 『春季彼岸会』 その8 2023年度 『春季彼岸会』 その9

ご入場の際には受付にて検温と手指消毒を実施しております。また法要中は定期的に換気を行っております。


2023年度 『宗祖誕生会』 その1

『 宗祖誕生会 (しゅうそたんじょうえ) 』 2023年2月16日(木)

2023年度 宗祖誕生会 が奉修されました。

宗祖誕生会は、御本仏日蓮大聖人の末法ご出現をお祝いし御報恩申し上げるために、ご誕生の2月16日に奉修される行事です。
末法という時代に、日蓮大聖人がご出現になり衆生を救済されるということを、インドの釈尊(お釈迦様)が法華経に予言されていました。すなわち釈尊の滅後一千年を正法(しょうぼう)時代、次の一千年を像法(ぞうぼう)時代、その後を末法(まっぽう)時代といいます。そのうち前の正像二千年間は釈尊の教えによって利益を得ることができますが、末法の時代に入ると、仏法が隠没して闘諍や言訟が盛んになり、人心が荒廃して濁悪の時代となってしまい、もはや釈尊の仏法では救われなくなると説かれているのです。この時にあたって、 日蓮大聖人が末法の一切衆生を救済する御本仏として日本にご誕生になったのです。

貞応元年(1222年)2月16日、貫名次郎重忠を父とし、梅菊女を母として安房の国(千葉県)長狭郡東条小湊で大聖人はご誕生あそばされました。釈尊の入滅が2月15日であるのに対し、大聖人が2月16日に誕生されていることは、釈尊の仏法が滅する時に、まさに御本仏が出現されるという、まことに不可思議な因縁を示すものといえましょう。また大聖人のご出生については種々の不思議な瑞相が伝えられています。

2023年度 『宗祖誕生会』 その2 2023年度 『宗祖誕生会』 その3 2023年度 『宗祖誕生会』 その4 2023年度 『宗祖誕生会』 その5

総本山では法主上人ご出仕のもと、御影堂(みえいどう)においてご報恩の読経の後、五重塔の「お塔開き」がおこなわれ、読経・唱題してお誕生会を奉祝いたします。
このお塔開きは、大聖人の末法ご出現をあらわすもので、大石寺の五重塔が西の方を向いているのは、大聖人の仏法が中国・インドを経て世界に広宣流布(こうせんるふ)するようすを、太陽が東から昇って西を照らし、全世界に光明をおよぼすことになぞらえているからです。

『日蓮正宗公式サイト』より

※「宗祖ご誕生」関連ページ、 » 日蓮大聖人のご生涯と正法伝持「ご誕生から宗旨建立」 も御覧ください。


『 興師会 (こうしえ) 』 2023年2月7日(火)

2023年度 興師会 が奉修されました。

第二祖日興上人のご命日である2月7日に行われる法要で、総本山はもちろんのこと、末寺においても厳粛に執り行なわれます。これは日蓮大聖人から仏法の正義を受け継がれ、後世にまで正しく法燈を伝えてくださった日興上人に対し奉り、僧俗一同、心からご報恩申し上げるために奉修されます。
日興上人は、弘安5年(1282年)9月に大聖人から一切の仏法を付嘱(相伝)され、10月13日には身延山久遠寺の別当職(住職)としての付嘱も受けられました。

2023年度 『興師会』 その1 2023年度 『興師会』 その2 2023年度 『興師会』 その3 2023年度 『興師会』 その4

大聖人滅後、関東方面の五老僧達(大聖人の6大弟子のうち日興上人を除く5人)は国家の権勢を恐れて軟化し、もろもろの師敵対謗法をおかして、次第に大聖人の正義を失ないましたが、日興上人はいささかも教義を曲げることなく、正義を守り抜かれました。
また身延の地頭・波木井実長(はぎりさねなが)が仏法に違背する行為を重ねたため、日興上人は正応2年(1289年)の春、本門戒壇(ほんもんかいだん)の大御本尊(だいごほんぞん)をはじめとする一切の重宝をお持ちして、門弟とともに身延を離れ、翌正応3年10月、南条時光殿の寄進により、富士上野の地に大石寺(たいせきじ)を建立されました。
総本山では、2月7日は勿論のこと、毎月7日にも御影堂(みえいどう)において法主上人ご出仕のもと、日興上人のご報恩法要が行われています。

『日蓮正宗公式サイト』より

※「第二祖日興上人」関連ページ、 » 日蓮大聖人のご生涯と正法伝持「第二祖日興上人と大石寺」 も御覧ください。

新型コロナウイルス感染予防対策として、入場制限等を実施しております。


2023年度 『節分会』 その1

『 節分会 (せつぶんえ) 』 2023年2月3日(金)

2023年度 節分会 が奉修されました。

節分とは「季節の分かれ目」の意味で、古来、一年を二十四に分けた二十四節気(せっき)がありますが、その中でも大きな四つの節目(四季)の初めの日である立春・立夏・立秋・立冬の前日を指しています。したがって、節分は年に四回ありますが、近世以降、一般的には立春の前日のみを指すようになりました。
立春は、旧暦では二十四節気が一巡して新年を迎える正月節(せつ)の日に当たり、その前日の節分は年越しの日であったことから、この日には様々な行事が行われ、室町時代には宮中の行事である「追儺(ついな)」と結びついて、豆まきが行われるようになりました。追儺は「儺遣(なや)らい」「鬼遣(おにや)らい」等とも言い、中国唐(とう)時代の宮廷行事に由来しています。
節分の「豆まき」について、豆は「魔目」「魔滅」に通じ、豆を投げつけて魔を滅するという意味と、豆は「達者(まめ)」「忠実(まめ)」に通ずるとも言われています。

総本山では節分の日に、御法主上人大導師のもと、御影堂において節分会が奉修され、読経・唱題ののち、御法主上人が御宝前にお供えされた炒り豆を「福は内」のお声とともにまかれます。続いて、御助番(ごじょばん)の僧侶二名が御影堂内の内陣(ないじん)・外陣(げじん)に豆をまきます。法要のあとには、御影堂前で参詣者に炒り豆・福茶・甘酒が振る舞われます。これにならって、全国の末寺でも節分会が奉修されます。

『日蓮正宗の年中行事』より

新型コロナウイルス感染予防対策として、入場制限等を実施しております。
受付時とお焼香前には除菌用アルコールにて手指の消毒を行っていただいております。


2023年度 『元旦勤行』 その1

『 元旦勤行 (がんたんごんぎょう) 』 2023年1月1日(日)

2023年度 元旦勤行 が奉修されました。

正月一日は一年中でもっとも意義の深い祝日として、古来いろいろな行事がおこなわれてきました。
日蓮大聖人は「五節供の次第を案ずるに、妙法蓮華経の五字の次第の祭りなり。正月は妙の一字のまつり」(新編334)とおおせられ、本宗で行われる元旦勤行は一層深い意義をこめて御祝い申し上げます。

大聖人は、十字御書に「正月の一日は日のはじめ、月の始め、としのはじめ、春の始め。此をもてなす人は月の西より東をさしてみつがごとく、日の東より西へわたりてあきらかなるがごとく、とくもまさり人にもあいせられ候なり。」(新編1551)とおおせられて、年の始めを大切にする功徳を説かれています。
総本山大石寺においては、法主上人の大導師のもと、全山の僧侶が出仕し、近在の檀信徒も多数参詣して厳粛且つ荘厳に奉修され、下種三宝へのご報恩と広宣流布(こうせんるふ)大願成就を祈念し、それによって確立される世界平和と人類の幸福を願うとともに、正法信徒の一年の無事息災を念じられます。その後、法主上人から親しく新年のお言葉を賜わり、さらにご宝前にお供えされたお造酒を頂戴して、新年をお祝いいたします。
また、全国の各末寺寺院においても、これにならい、所属の信徒が参詣して元旦勤行を行なっています。

『日蓮正宗公式サイト』より

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新型コロナウイルス感染予防対策として、三密を避けるため法要の時間を分けて入場制限等を実施しております。


2022年度 『目師会』 その1

『 目師会 (もくしえ) 』 2022年11月15日(火)

2022年度 目師会 が奉修されました。

第三祖日目上人(にちもくしょうにん)は、問答が大変上手なお方でした。また大聖人や二祖日興上人に代って天皇や将軍に国家諌暁(こっかかんぎょう)の申状(もうしじょう)を奏上すること、実に42度にも及ぶと伝えられます。
大聖人のおそばで常にお給仕に励んだお姿は、末代の僧俗すべての鏡として長く門葉の讃仰するところです。
そのご高徳を拝する末弟信徒は、報恩の誠を尽すため、祥月命日の11月15日に日目上人御正当会を奉修します。これが目師会という行事です。

日目上人は、身延山において日興上人には無論のこと、大師匠の日蓮大聖人にもご入滅の日まで常随給仕し、大聖人から甚深の法義を授けられました。
弘安5年10月、大聖人がご入滅された後も、常に二祖日興上人に仕え、日興上人が正応2年(1289年)謗法の山となった身延山を離れ、富士上野に移られるに当っては、その片腕として大いに日興上人を助けました。
日目上人がなされた公家、武家への数々の国諌は、大聖人、日興上人の志を奉じ、じつに勇猛果敢にして、その生涯をかけての闘いでした。
この日目上人の身命をなげうって広宣流布(こうせんるふ)に努められたご精神は、永遠に受け継いでいかねばなりません。本宗においては、法のため、国のため、一切衆生救済のため老体をもかえりみないこの不惜身命の尊い行体を鑑とし、ご報恩の法要を真心をもって奉修しているのです。
総本山では11月15日は勿論のこと、毎月15日にも御影堂(みえいどう)において法主上人ご出仕のもと、日目上人ご報恩の法要がおこなわれています。

『日蓮正宗公式サイト』より

2022年度 『目師会』 その2 2022年度 『目師会』 その3 2022年度 『目師会』 その4 2022年度 『目師会』 その5

新型コロナウイルス感染予防対策として、入場制限等を実施しております。

※「第三祖日目上人」関連ページ、 » 日蓮大聖人のご生涯と正法伝持「第三祖日目上人と広布への願業」 も御覧ください。


2022年度 『宗祖御会式』 その1

『 宗祖御会式 (しゅうそおえしき) 』 20222年10月16日(日)

2022年度 宗祖御会式 が厳粛かつ盛大に奉修されました。

 御会式(おえしき)とは宗祖日蓮大聖人が弘安5年(1282年)10月13日にご入滅され、滅不滅・三世常住のお姿を示されたことをお祝いする儀式で、春の御霊宝虫払大法会とともに総本山の二大法要の一つです。
 会式(えしき)という語はもともと宮中でおこなわれた諸法要のことで、この名称をとって各宗内の法要にあてたものといわれています。その中でも10月13日はことに重要な法要なので総本山では古来から御大会(ごたいえ)と称しています。この御大会(御会式)は、総本山をはじめ全国の末寺でも執り行われます。ともにこの日は桜の花を作って仏前を荘厳します。

2022年度 『宗祖御会式』 その2 2022年度 『宗祖御会式』 その3 2022年度 『宗祖御会式』 その4 2022年度 『宗祖御会式』 その5
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 総本山での御大会は現在11月20日御逮夜(おたいや)、21日御正当(ごしょうとう)の二日にわたっておこなわれます。このわけは、弘安5年の太陰暦の10月13日は、同年の太陽暦では11月21日に当るからです。
 大聖人は弘安5年10月13日、武州(東京)池上の右衛門大夫宗仲の館において大勢の弟子や信徒が読経・唱題申し上げる中、安祥としてご入滅あそばされました。日興上人の御遷化記録等によると、ご入滅は辰の時とあるので今の午前8時頃になりますが、この時は大地が震動し、10月だというのに庭の桜に時ならぬ花が咲いたと記されています。
実に末法の御本仏のご入滅を、宇宙法界の生命が挙げてこれを惜むと同時に、滅不滅の仏法をお祝い申し上げたさまをほうふつとして偲ぶことができます。
 一般に他派における御会式(おえしき)といえば大聖人のご命日の法要のことと考えていますが、大聖人を末法の御本仏と仰ぐ本宗においてはそのご入滅は非滅の滅であり、真実には大聖人の永遠不滅の御本仏としてのご境界を拝するお喜びの儀式なのです。なお、全国の末寺における御会式は、毎年10月~11月にかけて日にちを定めて奉修しております。

『日蓮正宗公式サイト』より

2022年度 『宗祖御会式』 その10 2022年度 『宗祖御会式』 その11 2022年度 『宗祖御会式』 その12 2022年度 『宗祖御会式』 その13

新型コロナウイルス感染予防対策として、三密を避けるため別会場を設けて入場制限等をさせていただきました。

※「宗祖ご入滅」関連ページ、 » 日蓮大聖人のご生涯と正法伝持「血脈相承とご入滅」 も御覧ください。


『宗祖日蓮大聖人御生誕八百年記念法要』 その1

『 宗祖日蓮大聖人御生誕八百年記念法要 』 
2021年2月21日(日)

宗祖日蓮大聖人御生誕八百年記念法要 が奉修されました。

御本仏日蓮大聖人の末法ご出現をお祝いし御報恩申し上げるため、毎年ご誕生の2月16日には「宗祖誕生会」が奉修されます。

本年、令和3年は日蓮大聖人御生誕八百年の大佳節の年にあたります。
本説寺におきましても記念法要が奉修され、御信徒の皆様共々に御生誕八百年を慶祝申し上げました。

末法という時代に、日蓮大聖人がご出現になり衆生を救済されるということを、インドの釈尊(お釈迦様)が法華経に予言されていました。すなわち釈尊の滅後一千年を正法(しょうぼう)時代、次の一千年を像法(ぞうぼう)時代、その後を末法(まっぽう)時代といいます。そのうち前の正像二千年間は釈尊の教えによって利益を得ることができますが、末法の時代に入ると、仏法が隠没して闘諍や言訟が盛んになり、人心が荒廃して濁悪の時代となってしまい、もはや釈尊の仏法では救われなくなると説かれているのです。この時にあたって、 日蓮大聖人が末法の一切衆生を救済する御本仏として日本にご誕生になったのです。

貞応元年(1222年)2月16日、貫名次郎重忠を父とし、梅菊女を母として安房の国(千葉県)長狭郡東条小湊で大聖人はご誕生あそばされました。釈尊の入滅が2月15日であるのに対し、大聖人が2月16日に誕生されていることは、釈尊の仏法が滅する時に、まさに御本仏が出現されるという、まことに不可思議な因縁を示すものといえましょう。また大聖人のご出生については種々の不思議な瑞相が伝えられています。

『宗祖日蓮大聖人御生誕八百年記念法要』 その2 『宗祖日蓮大聖人御生誕八百年記念法要』 その3 『宗祖日蓮大聖人御生誕八百年記念法要』 その4 『宗祖日蓮大聖人御生誕八百年記念法要』 その5
『宗祖日蓮大聖人御生誕八百年記念法要』 その6 『宗祖日蓮大聖人御生誕八百年記念法要』 その7 『宗祖日蓮大聖人御生誕八百年記念法要』 その8 『宗祖日蓮大聖人御生誕八百年記念法要』 その9

総本山では法主上人ご出仕のもと、御影堂(みえいどう)においてご報恩の読経の後、五重塔の「お塔開き」がおこなわれ、読経・唱題してお誕生会を奉祝いたします。
このお塔開きは、大聖人の末法ご出現をあらわすもので、大石寺の五重塔が西の方を向いているのは、大聖人の仏法が中国・インドを経て世界に広宣流布(こうせんるふ)するようすを、太陽が東から昇って西を照らし、全世界に光明をおよぼすことになぞらえているからです。

『日蓮正宗公式サイト』より

※「宗祖ご誕生」関連ページ、 » 日蓮大聖人のご生涯と正法伝持「ご誕生から宗旨建立」 も御覧ください。

新型コロナウイルス感染予防対策として、三密を避けるため別会場を設けて入場制限等を実施しております。


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